今月の旬菜三種盛りをご紹介致します。
先月単品にて好評頂いた
とうもろこしのかき揚げと
つるむらさきのゴマ醤油と
新たに加賀野菜である
打木赤皮甘栗かぼちゃを出汁と醤油で
ほっこりと炊き上げました。
山口県宇部市 永山本家酒造
「貴 天然酵母 山廃純米雄町」
自然に優しい天然酵母の純米酒です。
この「貴 天然酵母 山廃純米雄町」は
自然派を目指し天然酵母が使われています。
日本酒の自然派と呼ぶべき貴のお酒。
フランスに代表される自然派ワインに触発され醸した。
自然派ワインといえば天然酵母醗酵、
ゆっくり長期間醗酵することによって体に染み入ような優しい飲み口!
日本酒でもそれをと、古来の山廃仕込みで
製造失敗の恐れのもある蔵付天然酵母での造りに果敢にチャレンジ
一回瓶火入れにて、9ヶ月熟成。
ほどよい酸味とお米の旨みの味わえる日本酒になっております。
【特定名称】 天然酵母 山廃純米
【容量】 1800ml
【ALC度数】15から16
【原料米】 岡山県産雄町
【精米歩合】 60%
【日本酒度】+7
【酸度】 2.1
こちらの日本酒はメニュー外になっていますのでスタッフまでお尋ね下さい!!
醸し人九平次 純米吟醸 雄町
愛知県名古屋市の地酒 (株)萬乗醸造
我が社長の地元、愛知県
ここには日本酒好きを虜にしている有名蔵が結構あります。
この銘柄もその一つ、醸し人九平次(かもしびとくへいじ)です。
『雄町』米を50%まで磨き上げた純米吟醸です。
爽やかな吟醸香に、『雄町』米の特徴を最大限に引き出し
酸味と米の旨みがふわっと広がり、バランスの良いお酒です。
仕込み水は長野の県境まで汲みに出かけると言う、標高1500m山の天然水。
ボリューム感のある旨みをどうぞお楽しみください!
使用米:雄町 精白:50%
日本酒度:±0 酸度:1.7 ALC16~17%
こちらの日本酒はメニュー外になっていますのでスタッフまでお尋ね下さい!!
福井県 三宅彦右衛門酒造
早瀬浦 「浦底」純米おり酒 生
【製造年月】2010年4月 【アルコール分】17度以上18度未満
【原材料】米、米麹 【精米歩合】55%
【日本酒度】+7 【酸度】1.7 【アミノ酸】1.7
このお酒は、純米酒、特別純米酒、純米吟醸酒のそれぞれの
タンクの底に沈んでいるオリを集め、
それを純米本生原酒の上澄み部分とともに瓶詰した希少なお酒です。
口当たりよく、舌を包み込むような優しい味わいでいながら、
キレの良い辛口酒を見事に表現したお酒。
「浦底」とは蔵のある湾の名前であり、
タンクの底から取った酒であることをかけて付けられたらしいです。
美しいブルーのボトルに白く淡く滓が舞い、
若狭美浜から望む冬の日本海の大海原を思い描き
ラベルには若狭の鯛が跳ねる生き生きさが美味しさをものがたっています。
この日本酒はメニュー外になりますのでスタッフまでお尋ね下さい!!
山形県直送
山菜の女王 こしあぶら
こしあぶらはまだあまり知られてませんが
「たらの芽」同等の人気のある山菜になってきました。
その姿、形、味、などはもう「たらの芽」をしのぐ勢いの感があります。
「たらの芽」が「山菜の王様」なら
こしあぶらは紛れもなく「山菜の女王」です。
昔この木から油を採って
(濾して)漆(うるし)のように木などの塗料として使われたことから
「こしあぶら」の名前となったとあります
木はすらっと柔らかく上品で
若芽の姿もとっても「品」があり
「山菜の女王」と呼ぶにふさわしい木なのです。
柔らかいので彫刻の材料などにも使われます。
こちらではお彼岸などにお墓に飾る
「削り花」の材料として使われています。
木肌は白くちょっと白樺のような感じもします。
でも山には「こしあぶら」と似ている木がたくさんあって
木肌だけではわかりません。
5月の若芽を見ないと、どの木が「こしあぶら」の木なのかは判断がつきにくいのです。
こしあぶらは若芽を頂くため4月中旬~6月頭までとなっております。
今しかないこしあぶら
こちらをてんぷらに仕上げましたので
お塩で召し上がってください。
鹿児島県薩摩川内市
オガタマ酒造株式会社
焼き芋焼酎 河童草子
原材料:さつま芋 米麹
アルコール度数:25度
焦がした焼き芋を原料にした芋焼酎
コクのある旨味と香り
独特の口当たりの甘さが特徴の焼酎に仕上がっています。
【蔵元のコメント】
一般的に蒸した芋を使って、焼酎は造られますが、
今回当社では敢えて焦がした焼き芋を使って焼酎にしました。
通常、焼き芋を焦がし過ぎると風味が損なわれますが、
焼いた芋の芳醇な味わいを表現したく
限界まで焼いて焦がした芋を原料にしました。
口にした時、苦味・雑味などは殆ど無く
焼いた芋の香りがふんわりと広がり
こうばしい焼き芋を感じることが出来ます。
ロック、水割り、お湯割り、
共に美味しくなっております。
こちらメニュー外になっておりますので、スタッフまでお尋ねください。
河童のことを鹿児島では「がらっぱ」といいます。
蔵のある薩摩川内では昔から川内川にちなむ「がらっぱ」伝説の多いところです。
平成3年には母なる川「川内川」を再び河童が住めるきれいな川にしよう!と
「川内がらっぱ共和国」が建国されました。